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2026.12.01更新

 

12月に入り、寒さが本格的になってきました。

外へ出るのがおっくうになり、暖かい部屋でテレビを見たり、本を読んだりして過ごす時間が増えていませんか?

ゆっくり過ごすことも大切ですが、気をつけたいのが「長時間、同じ姿勢でいること」です。

年齢を重ねると、どうしても活動量が少なくなりがち。だからこそ、特別な運動をするだけでなく、日常生活の中で「こまめに動く」ことを意識してみましょう。

■ 座っている時間が長くなっていませんか?

テレビを見ているとき、スマートフォンを使っているとき、読書をしているとき……。

気づけば1時間、2時間と座り続けていた、ということもあるかもしれません。

長時間同じ姿勢で過ごしていると、足腰を使う機会が減ってしまいます。

特に冬は、寒さから外出や散歩の機会も減りやすい季節です。

「運動する時間をつくらなくては」と考えるよりも、まずは「座っている時間を少し減らす」ことから始めてみましょう。

■ 「ちょっと立つ」を習慣に

座りっぱなしを防ぐために、何時間も運動する必要はありません。

例えばテレビを見ている途中で立って飲み物を取りに行く、トイレに行く、窓を開ける、洗濯物を片付けるなど、日常生活の中で立ち上がる機会を増やしてみましょう。

「長く運動する」よりも「こまめに体を動かす」。
そんな意識を持つだけでも、日々の活動量を増やすきっかけになります。

■ 家の中でも、できることはたくさんあります

寒い日は、無理に外へ出なくても大丈夫。

家の中でできるちょっとした動きを取り入れてみましょう。

  • テレビのCM中に立ち上がる
  • 飲み物を取りに行くときに、少し遠回りする
  • 電話をするときは、できるだけ立って話す
  • 掃除や片付けをこまめに行う
  • 座ったままでも、足首を動かしたり足を伸ばしたりする
  • 天気のよい日は、短時間でも散歩をする

「こんなことでも運動になるの?」と思うようなことでも、毎日の積み重ねが大切です。

■ 立ち上がる動作も大切です

椅子から立ち上がる、また座る。
私たちは一日の中で何度もこの動作を繰り返しています。

立ち上がる動作には、太ももやお尻など、足腰の筋肉を使います。

「立ち上がるのが以前より大変になった」と感じる場合は、日頃から少しずつ体を動かすことを意識してみましょう。

ただし、ふらつきや痛みがある場合は無理をせず、必要に応じて医療機関などに相談してください。

【「座りっぱなし」を防ぐ小さな工夫】

・テレビを見ている途中で、一度立ち上がる
・電話は立って話してみる
・家事をこまめに行う
・飲み物や必要なものを少し離れた場所に置く
・天気のよい日は短時間でも外へ出る
・座ったままでも足首や足を動かす

■ 「運動しなくては」と頑張りすぎなくても大丈夫

健康のために運動を始めようと思っても、「毎日30分歩かなければ」「筋トレをしなければ」と考えると、なかなか続かないものです。

そんなときは、まず「今より少し動く」ことを目標にしてみましょう。

朝起きて着替える。
家の中を歩く。
掃除をする。
椅子から立ち上がる。

こうした何気ない動作も、毎日の大切な活動です。

■ 寒い季節こそ「こまめに動く」

冬は、どうしても家の中でじっと過ごす時間が長くなります。

だからこそ、「運動する時間」を特別につくるだけではなく、一日の中で何度も体を動かすことを意識してみましょう。

「ずっと座らない」を目指すのではなく、
「座ったら、ときどき立つ」

まずは、そこから始めてみませんか?

寒い冬も元気に過ごすために。
無理なく、楽しみながら、毎日の暮らしに「ちょこちょこ動く」を取り入れていきましょう。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.11.01更新

 

11月になると、朝晩の冷え込みが強くなり、「朝は布団から出るのがつらい……」と感じる日も増えてきます。

寒くなってくると、外へ出る機会が減り、気がつけば一日中家の中で過ごしていた、ということもあるかもしれません。

そんな季節だからこそ、朝のほんの10分、外に出る時間をつくってみませんか?

■ 朝の光を浴びる習慣

私たちの体には、朝になると目覚め、夜になると眠くなるという「体内時計」が備わっています。

この体内時計は、朝に光を浴びることでリズムを整える働きがあります。

朝起きたらカーテンを開けて、まずは窓辺へ。さらに余裕があれば、玄関の外やベランダ、家の周りなど、少し外へ出てみましょう。

朝の光を浴びることを、毎日の習慣にしてみる。
それだけでも、生活リズムを意識するきっかけになります。

■ 「外に出る」ことには、ほかにも良いことが

朝に外へ出ると、自然と体を動かすことになります。

「10分歩く」と決めなくても、家の周りを少し歩いてみたり、庭の植物を眺めたり、新聞を取りに行くついでに少し遠回りしたり。

短い時間でも、家の中とは違う空気に触れることで、気分転換になります。

また、歩くことは足腰を使う大切な機会にもなります。寒いからと一日中座って過ごすより、無理のない範囲でこまめに体を動かすことを意識したいものです。

■ 11月は「季節」を感じるのにもぴったり

11月の朝は、夏とは違った空気を感じることができます。

色づいた木々、落ち葉、冷たく澄んだ空気、少し低くなった太陽の光。

毎日同じ道を歩いていても、季節によって景色は少しずつ変わります。

「今日はこんなに葉っぱが赤くなっている」
「昨日より寒くなったな」
「この道にこんな花が咲いていた」

そんな小さな発見も、外へ出る楽しみのひとつです。

■ 朝の10分を「自分の時間」に

朝から忙しく動き回る必要はありません。

外に出て深呼吸をして、空を眺める。
家の周りをゆっくり歩く。
近所の景色を楽しむ。

「健康のために運動しなければ」と頑張りすぎず、自分のペースで外の空気を楽しむ。

そんな気軽な習慣から始めてみましょう。

【朝の10分でできること】

・起きたらカーテンを開けて朝の光を浴びる
・家の周りをゆっくり歩いてみる
・庭やベランダで外の空気を感じる
・近所の景色や季節の変化を楽しむ
・新聞を取りに行くついでに少し遠回りする
・無理のない範囲で、毎日の習慣にする

■ 寒い日は「無理をしない」ことも大切

もちろん、寒い日に無理をして外へ出る必要はありません。

気温が低い日や体調がすぐれない日は、室内で窓を開けて明るい場所で過ごしたり、家の中で軽く体を動かしたりするのもよいでしょう。

外へ出るときは、気温に合わせて上着を用意し、足元にも十分注意してください。

「毎日必ず10分」ではなく、「できる日に、できる範囲で」。
無理なく続けることが一番です。

■ 1日の始まりを、少しだけ外へ

朝の10分は、決して長い時間ではありません。

けれど、朝の光を浴び、外の空気を感じ、少し体を動かす。
そんな小さな習慣が、一日のスイッチを入れるきっかけになるかもしれません。

寒さが深まるこれからの季節。
まずは朝の10分、自分のために外へ出てみませんか?

季節の変化を楽しみながら、無理なく体を動かす習慣を続けていきましょう。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.10.01更新

 

「最近、ちょっとした段差につまずくようになった」「転ばない体」をつくるために
「何もないところで足が引っかかることがある」
そんな変化を感じることはありませんか?

年齢を重ねると、筋力やバランス感覚、柔軟性などが少しずつ変化し、以前は何でもなかった場所でも、つまずいたり、ふらついたりすることがあります。

転倒は誰にでも起こる可能性がありますが、日頃から「転ばない体」を意識することで、転倒のリスクを減らすことにつながります。

■ 足腰の筋力を保つことが大切

歩いたり、立ち上がったり、階段を上ったりするときには、太ももやお尻、ふくらはぎなど、さまざまな筋肉を使っています。

しかし、年齢とともに活動量が減ると、筋力も低下しやすくなります。

「最近、椅子から立ち上がるのが少し大変になった」という場合は、足腰の筋力が以前より低下しているサインかもしれません。

まずは「歩く」「立つ」「座る」といった日常の動作を大切にすることから始めてみましょう。

■ 「歩く」だけでも立派な運動

特別な運動を始めるのは大変……という方は、まず歩くことから。

買い物や散歩など、無理のない範囲で歩く時間をつくりましょう。いつもより少し遠回りしてみる、エレベーターではなく階段を使うなど、日常生活の中で体を動かす機会を増やすのもおすすめです。

大切なのは、頑張りすぎて一度にたくさん運動することよりも、無理なく続けること。

■ 「バランス感覚」も意識してみましょう

転倒を防ぐためには、筋力だけでなく、体のバランスを保つ力も大切です。

例えば、立っているときに体がふらつきやすくなったり、方向転換をするときに不安定になったりする場合は、日頃からバランスを意識することも大切です。

安全な場所で、机や椅子などにつかまりながら、片足を少し浮かせてみるなど、簡単な動きから始めてもよいでしょう。

※転倒の危険がある方は、必ず支えになるものを近くに置き、無理に行わないでください。

■ 実は「足元の環境」も大切です

転倒予防というと、体のことばかり考えがちですが、実は住環境を整えることも重要です。

床に物が置いてあったり、電気コードが通っていたり、カーペットの端がめくれていたりすると、思わぬつまずきにつながることがあります。

また、夜中にトイレへ行くときなどは、暗い場所で足元が見えにくくなるため、足元を照らす照明を用意しておくと安心です。

【今日から見直したい「転倒予防」】

・毎日の生活の中で、なるべく体を動かす
・無理のない範囲で歩く習慣をつくる
・椅子からの立ち上がりなど、日常動作を意識する
・床に物やコードを置かない
・カーペットやマットのめくれをチェックする
・夜間の足元を明るくする
・靴やスリッパが足に合っているか確認する

■ 「転ばない」は、毎日の小さな積み重ねから

転倒を防ぐために、特別なことをしなければならないわけではありません。

「今日は少し歩いてみよう」「立ち上がるときに足の力を意識してみよう」「家の中を少し片付けてみよう」

そんな小さな心がけの積み重ねが、これからも自分らしく動ける体を保つことにつながります。

いつまでも元気に歩き、好きなところへ出かけるために。
今日からできることをひとつずつ、無理なく続けていきましょう。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.09.01更新

 

暑い季節になると、「こまめに水分を摂りましょう」とよく言われます。
汗をたくさんかく夏はもちろん、水分補給は一年を通して大切な習慣です。

私たちの体の大部分は水分でできており、水は体温調節や栄養素の運搬、老廃物の排出など、体のさまざまな働きに関わっています。

ところが、年齢を重ねると喉の渇きを感じにくくなることがあります。「喉が渇いていないから大丈夫」と思っていても、知らないうちに水分が不足していることもあるため、意識して水分を摂ることが大切です。

■ 水分は「飲み物」だけではありません

水分補給というと、水やお茶などの飲み物を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、私たちは食事からも水分を摂っています。

味噌汁やスープなどの汁物、野菜や果物などにも水分が含まれています。暑くて食欲が落ちているときには、食事そのものが減ってしまい、水分だけでなく栄養も不足しやすくなります。

飲み物だけに頼るのではなく、食事からも水分を摂ることを意識してみましょう。

■ 一度にたくさん飲むより「こまめに」

「今日はあまり水を飲んでいない」と気づいて、一度にたくさん飲もうとするよりも、少しずつ、こまめに摂ることを習慣にするほうが続けやすいでしょう。

朝起きたとき、食事のとき、入浴の前後、外出するときなど、日常生活の中で「水分を摂るタイミング」を決めておくのもおすすめです。

■ 汗をかいたときは、いつもより意識して

汗をかくと、水分だけでなくナトリウムなどの電解質も失われます。特に暑い日に長時間外で活動したときや、たくさん汗をかいたときには、水分だけでなく電解質の補給も意識しましょう。

ただし、スポーツドリンクなどには糖分や塩分が含まれているものもあります。日常的な水分補給では水やお茶を基本とし、汗を大量にかいたときなど、状況に応じて使い分けることが大切です。

■ 「水分を摂ること」を習慣に

水分補給は、特別なことをする必要はありません。毎日の生活の中に、無理なく取り入れていきましょう。

【毎日の水分補給で意識したいこと】

・喉が渇く前から、こまめに水分を摂る
・朝起きたときや入浴の前後など、タイミングを決めておく
・水やお茶だけでなく、汁物や野菜、果物など食事からの水分も意識する
・汗をたくさんかいたときは、電解質の補給も考える
・外出するときは、飲み物を持ち歩く

■ 秋になっても、水分補給を忘れずに

暑さが和らいでくると、水分補給を意識する機会も少なくなりがちです。しかし、秋になっても運動や入浴などで汗をかくことはあります。また、空気が乾燥する季節には、体から水分が失われることもあります。

「暑いから水分を摂る」のではなく、「毎日の習慣として水分を摂る」という意識を持つことが大切です。

健康のために何か特別なことを始めるのは難しくても、手元に飲み物を用意して、こまめに口にすることなら今日から始められます。

体が出している小さなサインを見逃さず、季節に合わせて上手に水分を補う。
毎日の水分補給を、健康を守るための身近な習慣にしていきましょう。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.08.01更新

 

暑い日が続くと、「食欲がない」「何となく体がだるい」「冷たいものばかり食べてしまう」ということはありませんか?

いわゆる「夏バテ」は、暑さによる体力の消耗だけでなく、食欲の低下や睡眠不足、冷たいものの摂り過ぎなど、さまざまな要因が重なって起こります。

特に食欲が落ちると、そうめんや冷たい麺、飲み物など、食べやすいものだけで済ませてしまいがちです。しかし、それが続くと、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの必要な栄養素が不足しやすくなります。

■ 冷たいものばかりになっていませんか?

暑い日に冷たい飲み物やアイス、冷たい麺類などが欲しくなるのは自然なことです。ただし、冷たいものを摂り過ぎると、胃腸に負担を感じたり、食欲が落ちたりすることがあります。

暑いからといって、すべてを冷たいものにするのではなく、温かい汁物や常温の飲み物なども上手に取り入れることを意識してみましょう。

■ 腸をいたわる「発酵食品」

私たちの腸内には、さまざまな細菌が存在しています。健康的な食生活を考えるうえでは、腸内環境を良好に保つことも大切です。

そのために取り入れたいのが、味噌、納豆、ヨーグルト、ぬか漬けなどの発酵食品です。

発酵食品は昔から日本の食卓にも取り入れられてきました。毎日少しずつ、無理なく食事に取り入れてみましょう。

■ 食物繊維も忘れずに

腸内環境を考えるとき、発酵食品とともに意識したいのが食物繊維です。

野菜、海藻、きのこ、豆類、穀類など、さまざまな食品に含まれています。食物繊維を摂るためにも、できるだけ多くの種類の食品を組み合わせることを心掛けましょう。

ただし、食欲が落ちているときに、いきなり食物繊維を大量に摂る必要はありません。体調に合わせて、少しずつ取り入れることが大切です。

■ 夏こそ「食べられるもの」から栄養を

暑さで食欲がないときは、「きちんとした食事をしなければ」と頑張りすぎる必要はありません。

例えば、冷たい麺類を食べるときも、卵や納豆、ツナ、豆腐などを加えるだけで、たんぱく質を補うことができます。味噌汁やスープに野菜を加えるのもおすすめです。

「何も食べない」よりも、「食べられるものに一品プラスする」ことを意識してみましょう。

【夏の食事で意識したいこと】

・冷たい飲み物や食べ物だけに偏らない
・味噌、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を取り入れる
・野菜、海藻、きのこ、豆類などから食物繊維を摂る
・食欲がないときは、食べられるものに一品プラスする
・水分補給を心掛ける

■ 夏バテしないために、腸にもやさしい食卓を

暑い季節は、体力を消耗しやすく、食事も簡単なものになりがちです。

だからこそ、毎日の食事で「少しでもいろいろな食品を摂る」「腸をいたわる食品を取り入れる」ことを意識してみましょう。

夏バテ対策というと、スタミナのあるものをたくさん食べるイメージがありますが、無理をする必要はありません。

発酵食品や野菜、海藻、豆類などを少しずつ食卓に取り入れ、体調に合わせて食べられるものを選ぶ。そんな「頑張りすぎない食事」が、暑い季節を元気に過ごすための一助になります。

まだまだ暑い日が続きます。夏の疲れを感じたときこそ、毎日の食事を少し見直して、体の内側から健やかな状態を保っていきましょう。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.07.01更新

 

年齢を重ねると、「太らないように食事を減らそう」「血糖値が気になるから甘いものを控えよう」「脂っこいものは避けよう」など、食べるものを「減らす」ことに意識が向きやすくなります。

もちろん、食べ過ぎや偏った食生活を見直すことは大切です。しかし、健康を維持するためには、必要な栄養素をきちんと摂ることも忘れてはいけません。

特に気をつけたいのが、食事量そのものが少なくなってしまうことです。

■ 年齢とともに「食べる量」が減っていませんか?

年齢を重ねると、活動量が減ったり、食欲が落ちたり、歯や飲み込む力の変化などによって、自然と食事量が少なくなることがあります。

すると、カロリーだけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、体に必要な栄養素まで不足してしまうことがあります。

「太らないように」と食事を減らしているつもりが、いつの間にか体を維持するために必要な栄養まで減らしてしまうことがあるのです。

■ まず「たんぱく質」を足してみよう

健康な体を維持するために、たんぱく質は欠かせない栄養素です。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、さまざまな食品から摂ることができます。

一度にたくさん食べるのではなく、毎日の食事に少しずつ取り入れることを意識してみましょう。

例えば、朝食が「パンとコーヒー」だけなら、卵やヨーグルトを加える。昼食の麺類に、卵や豆腐を添える。夕食には魚や肉を取り入れる――。

このように、「何を減らすか」ではなく「何を一品足せるか」と考えると、無理なく食事を見直すことができます。

■ 野菜だけでなく、いろいろな食品を

健康のために野菜をたくさん食べることは大切ですが、野菜だけでは十分な栄養を補うことはできません。

肉や魚、卵、大豆製品などのたんぱく質に加えて、野菜、海藻、きのこ、果物など、さまざまな食品を組み合わせることが大切です。

「一つの食品だけで健康になろう」とするのではなく、いろいろな食品を少しずつ組み合わせる。それが毎日の食事を豊かにする基本です。

■ 「食べること」も健康づくりのひとつ

健康のために、「塩分を減らす」「糖分を減らす」「脂質を減らす」など、食生活ではさまざまな「減らす」方法が紹介されています。

必要以上に摂り過ぎないことは大切ですが、何でも減らせばよいというわけではありません。

特に高齢になると、食事量が少なくなることで、必要なエネルギーや栄養素が不足することにも注意が必要です。

【毎日の食事で意識したいこと】

・毎食、たんぱく質を含む食品を取り入れる
・野菜、海藻、きのこなども組み合わせる
・食事量が減ってきたときこそ、栄養の「中身」を意識する
・「減らす」だけでなく、「何を足せるか」と考えてみる

食事は、毎日の体をつくる基本です。

年齢を重ねたからこそ、「何を減らすか」だけではなく、「何をきちんと補うか」という視点も大切にしたいものです。

今日の食事に、卵を一つ足してみる。魚や豆腐を一品加えてみる。いつもの食卓に野菜や海藻をもう一品添えてみる。

そんな小さな「足し算」から、毎日の食事を見直してみてはいかがでしょうか。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.06.01更新

 

「夜になってもなかなか眠れない」「朝早く目が覚めてしまう」「ぐっすり眠ったはずなのに、朝からすっきりしない」――。
睡眠について、このような悩みを感じることはありませんか?

眠りの質を高めるためには、寝る前の過ごし方だけでなく、朝起きてから夜眠るまでの一日の過ごし方も大切です。

■ 朝の光で、体内時計を整える

私たちの体には、約24時間のリズムを刻む「体内時計」が備わっています。このリズムは、睡眠や覚醒だけでなく、体温やホルモンの分泌など、さまざまな体の働きにも関係しています。

朝起きたらカーテンを開けて、まず朝の光を浴びる習慣をつくりましょう。朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、一日のリズムを整えるきっかけになります。

■ 日中に「活動する」ことも大切

夜に自然な眠気を感じるためには、日中にしっかり活動することも大切です。

散歩や買い物、家事など、無理のない範囲で体を動かしてみましょう。特別な運動をしなくても、「座りっぱなしにしない」「少し歩く」ことから始められます。

日中に適度に体を動かすことは、体力や筋力の維持にもつながります。健康な毎日を送るためにも、日中の活動を意識してみましょう。

■ 昼寝をするなら、長くなりすぎないように

昼間に眠気を感じたときは、短時間の昼寝が役立つことがあります。ただし、長時間眠ってしまうと、夜に眠れなくなることがあります。

昼寝をする場合は、午後の遅い時間を避け、短時間で切り上げることを意識しましょう。

■ 夜は「眠る準備」をゆっくりと

夜になったら、心身をゆっくり休ませる時間に切り替えていきましょう。

寝る直前までテレビやスマートフォンなどの強い光を見続けるのではなく、照明を少し落としたり、ぬるめのお風呂に入ったり、好きな音楽を聴いたりするなど、自分なりの「眠る前の習慣」をつくるのもおすすめです。

■ 質の良い睡眠のために、今日からできること

  • 朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる
  • 日中はできる範囲で体を動かす
  • 昼寝は長くなりすぎないようにする
  • 毎日なるべく同じ時間に起きる
  • 夜はゆっくり過ごし、眠る準備をする

睡眠というと、「夜、どうすればよく眠れるか」に目が向きがちです。しかし、良い眠りは、朝から始まっています。

朝の光を浴び、日中は適度に活動し、夜はゆっくりと体を休ませる。そんな一日のリズムを少しずつ整えていくことが、心地よい睡眠につながります。

「よく眠らなければ」と頑張りすぎる必要はありません。まずは明日の朝、カーテンを開けて朝の光を浴びることから始めてみませんか?

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.05.01更新

 

毎日の食事で、私たちは当たり前のように「噛む」という動作をしています。
しかし、忙しいときや柔らかいものを食べる機会が増えると、知らず知らずのうちに噛む回数が少なくなっていることがあります。

「よく噛んで食べましょう」と言われるのは、単に食べ物を細かくするためだけではありません。噛むことは、消化を助けるだけでなく、唾液の分泌や満腹感、口腔機能の維持など、健康を支えるさまざまな働きにつながっています。

■ 噛むと、唾液がしっかり出てくる

食べ物を噛むと、唾液が分泌されます。唾液には食べ物を飲み込みやすくするだけでなく、消化を助ける働きもあります。また、口の中を潤して清潔に保つことにも役立っています。

特に年齢を重ねると、唾液の分泌量が少なくなり、口の中が乾きやすくなることがあります。よく噛むことは、唾液を出すための身近な習慣のひとつです。

■ 「噛む」ことは、食べ過ぎの予防にも

食事を始めてから満腹感を得るまでには、ある程度の時間がかかります。早食いをすると、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうことがあります。

一口ごとにゆっくり噛んで食べることで、自然と食事のペースがゆっくりになります。「もう少し食べたい」と思ったときに、少し間を置いてみることも、食べ過ぎを防ぐ工夫になります。

■ 噛む力は「食べる力」につながる

噛むためには、歯だけでなく、舌や頬、あごなど口の周りの筋肉も使います。噛む力が衰えると、硬いものを避けるようになり、食べられるものが少なくなることがあります。

すると、肉や魚、野菜など、さまざまな食品を食べる機会が減り、栄養バランスにも影響する可能性があります。

そのため、健康を維持するためには、「何を食べるか」だけでなく、「しっかり噛んで食べられる口の状態を保つこと」も大切です。

■ 今日からできる「噛む習慣」

特別なことをする必要はありません。まずは毎日の食事で、少しだけ「噛むこと」を意識してみましょう。

  • 一口を少し小さめにして、ゆっくり噛む
  • 柔らかいものだけでなく、無理のない範囲で歯ごたえのある食品も取り入れる
  • テレビやスマートフォンを見ながらではなく、食事に意識を向ける
  • 一口ごとに箸を置いてみる
  • 食事の時間を急がず、ゆっくり楽しむ

「一口30回」と回数を厳密に決める必要はありません。大切なのは、自分のペースで食べ物をしっかり味わい、ゆっくり噛むことです。

■ 「よく噛む」は、毎日できる健康習慣

健康のために何か新しいことを始めようと思うと、運動や食事制限など、少しハードルが高く感じることもあります。

その点、「よく噛む」という習慣は、今日の食事からすぐに始めることができます。

しっかり噛んで、ゆっくり食べる。
それだけでも、食事の時間は少し変わります。

毎日の食事は、栄養を摂るだけでなく、味や香りを楽しむ大切な時間でもあります。
忙しい日々の中だからこそ、ひと口ひと口をゆっくり味わうことを、健康づくりの習慣にしてみてはいかがでしょうか。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.04.01更新

高血圧対策に良い食生活とは

飲酒や喫煙は極力控え、どうしてもお酒を飲みたい場合は、 ポリフェノールが豊富な赤ワインを少量嗜む程度にしましょう。

ポリフェノールには、赤ワインやブルーベリーに含まれるアントシアニン、 カカオに含まれるカカオポリフェノール、 緑茶に含まれるテアニンなどがあります。 これらには、動脈硬化を予防する働きや、 血圧を調整する働きが期待されています。

その他にも、 カリウムが豊富なバナナ・アボカド・ホウレン草・カボチャ、 シトルリンが豊富なウリ科の果物や野菜 (スイカ、メロン、きゅうり等)、 アルギニンが豊富な豆類やナッツ類もおすすめです。

また、鶏肉や赤身肉、大豆製品(納豆・豆乳など)は、 タンパク質やアルギニンの補給源となります。

注意点
栄養素は、バランス良く摂取することが大切です。 特定の栄養素ばかりに偏ると、それぞれの成分が効率良く働かず、 思わぬ不調を招くことがあります。 和定食のような栄養バランスの整った食事を基本にしましょう。
服薬中の方へ
降圧剤(カルシウム拮抗薬)を服薬中の場合、 グレープフルーツに含まれる成分が薬の作用を過度に強めることがあります。 グレープフルーツやグレープフルーツジュースは避けてください。

高血圧対策とサプリメント

食事だけでは不足しやすく、 血液や血管の健康に深く関わる栄養素については、 必要に応じてサプリメントを活用するのも良いでしょう。

リゾレシチン(K・リゾレシチン)

血液中の脂質バランスを整え、 血管壁の柔軟性を維持する働きがあります。 また、副交感神経の働きをサポートし、 緊張性高血圧にも役立つとされています。

マルチミネラル

カルシウムやマグネシウムは、 血管・筋肉・神経の働きに関わる重要なミネラルです。 また、カリウムには 体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。

GABA(γ-アミノ酪酸)

腎機能をサポートし、 ナトリウムの排出を促進するとともに、 交感神経の興奮を抑えることで、 血圧上昇を抑制する働きがあります。

糖鎖栄養素

糖鎖は、 神経ネットワークやホルモン受容の正常化に関わるとされ、 自律神経の乱れによる高血圧や、 ホルモンに関わる二次性高血圧の予防に役立つと考えられています。

乳酸菌生産物質

腸内フローラのバランスを整えることで、 ストレスの軽減や血液循環のサポートが期待されます。 また、全身へ栄養素や酸素を届ける働きを助けるとされています。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

2026.03.10更新

生命の基礎物質ともいれてる“低分子レシチン”は細胞(膜)の主たる構成成分であり、これが減少するにつれ様々な病気発症の原因になることが判ってきました。

クスリを使用せず、食生活の改善と不足している栄養素の補完としてサプリを処方するなどで、諸病の改善に導く細胞(膜)栄養療法。病気が自然治癒したなどといいますが、これは特に特別なことをしたのではなく、バランスのとれた消化吸収の良い食べ物を摂り、静かに休むことで回復するケースがほとんどです。しかし、原因不明で症状が悪化するケースですと、静かに休養しても、消化吸収の良い食事を摂ってもなかなか回復しません。そのために、医者に行って診てもらい、薬を処方してもらいます。その薬を服用したせいか、暫くして症状が落ち着き、やっぱり薬が効いた、医者に診てもらってよかった…と思うのが普通ではないでしょうか。しかし、実はこれが最も悪いケースを招くこともあります。

そもそも、薬は毒物・劇物であり、時には依存してしまうこともあります。急性の激しい症状をとりあえず一時的に抑えるには効果的ですが、体調不良の身体を根本から改善し回復させることは困難です。私たちの細胞は本来、病気になりますと、自分の力で回復するために細胞(膜)の力を借りるしか手がないのです。細胞(膜)の力を借りようとしても、細胞(膜)を構成している善玉のリン脂質(低分子レシチン)が不足しておりますと、細胞質本体が不調になり、なんらかの病気を発症します。即ち、細胞(膜)内のリン脂質が不足すると、細胞質(核・ミトコンドリア・ゴルジ体・リポソーム・その他)にとって、なくてはならない栄養素や酸素、ホルモンを供給できず、その上、細胞質内の老廃物質や不要物質を排出することもできないため、更に体調を悪化させてしまいます。

細胞(膜)に十分なリン脂質(低分子レシチン)や糖鎖、並びに乳酸菌生産物質を摂り入れれば、体調の改善や回復が期待できます。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

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