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2019.02.20更新


皆さんにとって「健康」とは、どういう状態でしょうか?

世界保健機関(WHO)では、「健康」を以下のように定義しています。

 

「健康とは、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態のことであり、それは単に病気や虚弱でないことではない」

 

「健康」と聞くと、身体的な健康をイメージすることが多いかと思いますが、WHOの定義では、精神的、そして社会的な健康も含まれています。

この定義自体は半世紀以上も前につくられたものになりますが、現在の日本では、精神的・社会的な不調和から様々な問題が生じており、「健康の定義」に納得できる方も多いのではないでしょうか。

 

また、健康状態を示すものに、「ミニマム・ヘルス」「オプティマム・ヘルス」という言葉があります。

 

▼ミニマム・ヘルスとは?
単に病気ではない、というような最低限の健康状態を示します。
例えば、疲れが抜けなかったり、精神的に不安定な状態であったとしても「病気でなければ健康」というような意味です。

▼オプティマム・ヘルスとは?
その人にとっての理想かつ最善の健康状態を示します。
例えば、ミニマム・ヘルスのように単に病気でない、という状態ではなく、心身ともにベストな状態で、自然と活力に満ちているような状態を意味します。

 

一般的にはミニマム・ヘルスのような「病気でなければ健康」が健康状態の指標として捉えられていますが、オプティマム・ヘルスはより、WHOの健康の定義に近く、QOL(生活の質)や幸福度が高い健康状態であると言えるでしょう。

 

日本でも年々予防医学が重要視されるようになってきており、国でも平均寿命だけではなく健康寿命の延伸に向けた対策等を行っていますが、個人でも健康の見直しや予防医学の普及活動を行う方が増えてきました。

 

皆さんも今一度、ご自身の「健康」の考え方を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

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