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2026.01.10更新

脂質や糖質というと「太る」「控えたほうがいい」というイメージが先行しがちですが、実は体にとってなくてはならない大切な栄養素です。大切なのは「摂らないこと」ではなく、「どんな脂質・どんな糖質を選ぶか」という質の見直しです。

■糖質 

糖質は脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たしていますが、現代の食生活においては精製された糖質の取りすぎが問題になっています。白砂糖・ブドウ糖果糖液糖などは血糖値を急上昇させ、インスリンの大量分泌を引き起こし、血糖値の乱高下→疲労・集中力の低下・食欲の乱れ・肥満・糖化による老化など多くのトラブルに繋がります。また、ビタミンB群やミネラルを消耗するため、栄養バランスも崩れやすくなることもあります。

インスリンの分泌で血糖値は下がりますが、血糖値の上昇が速ければ速いほど低血糖になりやすくなり、また甘い物が欲しくなったり、疲労感やイライラといった精神症状に繋がり、慢性的なめまいや頭痛、倦怠感や不安、怒り、神経過敏になります。これを機能性低血糖症といいます。
また、糖質を沢山食べると、他の必要な食べものが食べられなくなり、タンパク質等の不足が生じることが問題になっています。その結果としてカロリーばかり摂れてしまって栄養不良が進み、肥満や生活習慣病、精神不調、虫歯の原因にもなります。精製加工された糖質は、一般にビタミンやミネラル、セルロースなどが少なくなっています。例えば、白い小麦粉や白米などは、ビタミンB群や他のいくつかの栄養素が少なくなっていますから、このようなものを食べ続けると、潜在性のビタミンB群欠乏症に陥ります。ビタミンB群が不足すると、糖質がエネルギーとしてうまく使われず、消化能力も落ち、胸やけ、吐き気、心の病を引き起します。

見直したいポイント
 甘味をとるなら、黒糖・はちみつ・甘酒など自然由来のものを少量に
 主食を選ぶときは、白米より玄米、精白小麦より全粒粉、もち麦などの雑穀を摂り入れる
 菓子パン・清涼飲料水・加工食品などの摂りすぎに注意

ゆっくり吸収され、体に負担をかけにくい糖質を選ぶことが、心身の安定にもつながります。
脂質も糖質も、ただの「エネルギー源」ではありません。私たちの体は、取り入れる栄養の質に応じて反応や働き方を変える、非常に精妙なしくみを持っています。

だからこそ、「何をどれだけ」よりも、「どんなものを選ぶか」という視点が、これからの食事と健康を考える上で、重要なポイントになるでしょう。

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

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