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2020.01.29更新

 

2020年を迎え、早くも1ヶ月が経とうとしています。会員の皆様に於かれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

さて、近頃は新型コロナウイルスが話題になっていますね。今後は日本でも感染者が増えることが予想されています。また、インフルエンザもまだまだ油断ができませんので、感染対策を徹底されている方も多いのではないでしょうか。

今回は、習慣的にとり入れて頂きたい風邪やウイルス感染症の予防対策をご紹介します。すでに網羅している方もいるかもしれませんが、是非チェックしてみて下さい。

 

◇マスク・手洗い・うがい   

基礎的なことですが、外出時はマスクをし、帰宅後は手洗い・うがいを充分行いましょう。特に人が密集しているところではマスクを忘れないようにしましょう。鼻から顎までをしっかり覆い、隙間が出来にくいマスクを選ぶことが大切です。

 

◇鼻呼吸

口呼吸をすると、空気が乾燥した冷たい状態のまま肺に向かうため、咽頭や気道が乾燥し、炎症が起きやすくなります。また、空気中のウイルスが直接侵入するため、感染リスクが上昇します。鼻呼吸の場合は、副鼻腔で空気が加温・加湿されるため咽頭や気道の乾燥が起きにくく、また、鼻毛や粘液、扁桃リンパ組織によって異物の侵入が防御されますので、ウイルスの侵入を防ぎやすくなります。

 

◇加湿器を利用する

ウイルスは寒冷乾燥を好みます。「温度20度以上、湿度50~60%で空気中の感染力が下がる」と言われていますので、空調を調整し、出来るだけ加湿器を利用しましょう。最近は卓上加湿器なども販売されてますので、仕事場ではこのようなものを利用すると良いでしょう。

 

◇疲労・睡眠不足に注意する

「睡眠時間が7時間未満の人は、8時間以上眠る人に比べて3倍以上も風邪をひきやすい」と言われている他、睡眠の質が低下した場合も免疫力が低下することが分かっています。睡眠は身体の修復に不可欠な成長ホルモンの分泌に関ります。また睡眠不足や疲労によって自律神経が乱れることで免疫機能が不安定になりますので、風邪をひきやすくなります。

 

◇日頃から筋肉量を維持する

「体温が1℃下がると免疫力は30%以上低下する」と言われています。体温の低下を予防するためには筋肉量が必要です。日頃から筋肉量を維持するために身体を動かすことを心掛け、常に良好な血流を維持できるようにしましょう。また、運動量が減りがちな季節ですが、外で日光浴をしならが散歩をすると免疫機能の正常化に働くビタミンDが体内合成されますのでおすすめです。

 

◇食事の摂り方で免疫は変わる

免疫細胞や自律神経系などの指令系統、体温を高めるための筋肉や血液など、これらの材料となるのは食事であり栄養素です。まず栄養素をバランスよく補給するために主食・主菜・副菜を含む定食型の食事を心掛けましょう。+α、味噌汁・納豆などの発酵食品は腸内環境を整え、免疫細胞の活動をサポートしてくれますので是非とり入れると良いでしょう。逆に、免疫に負担をかけてしまう食事では、食品添加物が多く含まれる加工食品・出来合い食品、炎症を誘発する揚げ油などの過多摂取、腸管免疫を低下させるグルテン過多食品(パン・パスタ・菓子等)が挙げられます。

 

◇サプリメントの活用

食事からだけでは日頃のストレス対策や免疫にしっかり働いてもらうための栄養素が補いきれない場合が多いです。より安心するためにはサプリメントを利用すると良いでしょう。ビタミンCには免疫細胞を活性化する働きがありますが、ストレスや疲労で消耗されやすかったり、身体に貯蓄しにくい性質がありますので、この時期はこまめに摂ると良いでしょう。その他では、マルチミネラル(免疫細胞の保護、活性化)、糖鎖栄養素(免疫機能の正常化)、乳酸菌生産物質(腸内環境の改善)などがおすすめです。

 

厳しい寒さが続きますが、各位に於かれましてはくれぐれもご自愛下さい。

 

投稿者: 予防医学・代替医療振興協会

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